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徳島の小学校入試事情
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受験を考える
徳島の小学校入試事情
2005.2.14更新

小学校からいよいよ義務教育に入ります。
幼稚園・保育園の時代と違って就学義務が出てきます。
そのためどこかの小学校に入学しなければなりませんが、一般的にはその住んでいる地区の公立小学校へ入学します。ここでは入試はありません。
入学前にその地区の学校で身体検査を受け、手続を済ませるだけです。
ですから、徳島で小学校入試が行なわれるのは国立小の1校と私立小の2校のみです。
ここでは、そのお話をしていきます。

●国立小学校(鳴門教育大学附属小学校)

入学条件は「通学が公共交通期間で1時間程度以内」という1点があるだけであとは条件はありません
入試は抽選による
ただし試問および健康診断を併用するとなっています。
これは入試要項の書き方で、実際は親は抽選会場で抽選をし、子は教室で学力試験を受けるという形で例年学力検査ではペーパーテスト(4〜5枚)および集団行動(協調性および作業)が実施されています。
日々の学習内容ですが、教員養成大学の附属小学校ですので、学生の教育実習があったり、研究会の実施がありますが、学習内容は文部省に添っており、公立小と同じペースで授業が行なわれます。
ただ、学力継持、また附属中学への進学をふまえ、期末試験等は難易度は高いです


●私立小学校(徳島文理小学校・生光学園小学校)

入学条件は両校ともありません
入試は私立ですので、「学力試験」「面接」「集団行動」と私立共通のパターンをとります。
ただ、生光学園はバイリンガル教育を実践している関係上、英会話による面接があります。
日々の学習内容ですが、どちらも「小・中・高校までの一貫教育」をひとつの特色とし、
第2の特色としては
※文理小は算数・国語等の教科重視(→詳しくは文理小ホームページをご覧下さい)
※生光小は外国人教師によるイマージョン教育に重点を置いています。
(→詳しくは生光小学校ホームページをご覧下さい)

●平成18年度入学試験スケジュール
<私立小学校>

学校名
募集人数
受付期間
試験日
徳島文理小学校
男女80名
前期:H17.11/9(水)〜11/24(木)
後期:12/8(水)〜H17.1/5(水)
前期:12/4(日)
後期:1/8(日)
生光学園
小学校
男女25名
H17.11/14(月)〜11/25(金)
11月27日(日)


<国立小学校>

園名
募集人数
受付期間
試験日
鳴門教育大学
付属小学校
男女120名
※附幼進学者含む
まだ発表されていません
例年は願書発表12月初旬
出願期間1月初旬
未発表

●入学試験の内容
小学校入試が行なわれるといっても、まだひらがなが読めない、書けないというのが前提です。
ですから先生のお話を聞きながらペーパーに「○×」を書くというものです。
というのも、小学校からはじまる義務教育の授業形態は「講義形式」を取ります。
先生のお話を聞きながら、テキストを見ながら算数・国語を学ぶというスタイルです。
その基礎能力はありますか、見せて下さい、というのが小学校入試だと考えて下さい。
だいたい次の3つのパターンで実施されます。

1.ペーパーによる学力試験(国立・私立ともに実施されます)
ペーパー試験

自分で問題を読んで解答するわけではありません。
先生が読む問題を聞き、自分のペーパーの中の絵に○印をつけたり、線で結んだりします。
数を問われる問題も答えを数字で書くのではなく、その数だけ○を書きます。


 
【代表的な問題】例えば、こんな問題がよく出題されます。


桜の花が咲きはじめた4月、もうすぐお友達のリス君の誕生日です。
仲良し友達のウサギ君とカメ君はリス君のお誕生会をすることにしました。
ウサギくんはクッキーを焼くのが上手。そこで3匹に3個ずつクッキーが食べられるようにクッキーを焼くことにしました。カメ君はパパに手伝ってもらった飛行機をプレゼントすることにしました。
誕生会は大成功。
3匹はクッキーを食べ、みんなで飛行機を飛ばして遊びました。

では問題です。

 
【問題1】
今のお話で誕生日だったのはどの動物でしょう?○をつけてください
問題
 
【問題2】
今のお話に出てこなかった動物に×印をつけてください
問題
 
【問題3】
今のお話でリスくんのお誕生日はどの季節だったでしょう?その季節に○印をつけてください
問題
 
【問題4】
ウサギ君は誕生会のために何個クッキーを焼いたのでしょうか?その数だけ○を書きなさい。

こんな形でペーパーテストが実施されます。
もちろん、問題は先生が読みますので子どもたちの解答用紙には絵が書いてあるだけです。
そこに印を鉛筆で書いていきます。
これでどんなことが判るのでしょうか。

1.きちんと聞ける能力があるかまたそれをある程度の時間保持する記憶力があるかが問われます
「きちんと聞く」ということが小学校受験では非常に重要なキーワードになります

2.実体験と言葉がきちんと身についているかを見ます
季節という言葉を理解し、それがこの文章では「桜」「4月」という言葉で表され、それを答えの部分では同じ季節の「ひなまつり」と結びつけます。

3.数についても実体験重視です
3匹に3個ずつあたるクッキーの数ですから3×3=9という掛け算よりも

・カメ→○○○ →あわせて○○○ ○○○ ○○○
・ウサギ→○○○
・リス→○○○


という図で表せる数の概念を持っていればいいのです。

子どもの聞く力、言語の理解力、記憶力、数や図形の認識力、これらを見せて下さいというのがペーパーテストであると思って下さい


2.集団遊びによる行動観察(公立・私立共に実施されます)
集団遊び

これは子どもの社会性・協調性をみます。
幼稚園時代は個性を重視した自主性の確立に重点が置かれていましたが、小学校では「集団の中での自主性の確立」という集団の中での社会性・協調性を持ちながら自主性も確立していくというスタイルになります。
具体的にはどういう事をするのでしょうか?

 
1.先生が手をたたいた数のお友達と手をつなぐ
例えば、先生が4回手をたたくと4人のお友達が手をつなぐわけです。
「あの子と手をつなぎたくない」なんて言わないで、知らない子でもお友達になりましょう。

2.なべなべそこぬけ、フルーツバスケットなどの集団あそび
幼稚園でもよくしますが、こうやって集団遊びのルールや自分の役割が認識出来ているかを見ます。

3.共同製作
お友達4〜5人でコップ積みをしたり、ひもで大きな形をつくったり、紙を切り抜いて大きな環をつくったり、みんなで協力して何かをつくる作業です。
この時ハサミやセロハンテープを上手に使えることも必要です。

4.みんなで運動
少しだけ体も動かします。
でも飛び箱があっても本格的な飛び箱ではありません。
上に乗ってジャンプです。
みんなで玉入れをすることもあります。
小学校ではじまる体育ができるかどうか、という程度です。

このような形で子どもの身体能力、手先の能力、そしてそれをお友達との協調性の中で実施します。

 


3.面接テスト
面接

これは私立の小学校のみで実施されます。
国立は受験者の子どもの名前が判らないというのが前提ですので、かわりに抽選を実施します
(抽選をひくのは保護者です)
私立はむしろ、その子を見せて下さいというスタンスですので、この図のような親子面接が行なわれるのが一般的です。

 
◆一般的な保護者への質問
1 この学校を志望された動機
2 家庭での教育方針(大切にしていること)
3 どんな時ほめ、どんな時しかりますか
4 子どもの性格(長所・短所)

◆子どもへの質問
1 お名前・お年(何月生まれ)
2 今、何をしてよく遊びますか?
3 好きな絵本や好きなお料理のこと
4 両親に怒られたこと、誉められたこと
 

 

以上のような質問がよく出題されます。
相手の顔を見て思ったことを素直に表現してください。
もじもじせずに大きな声ではっきりという、これがポイントです。
また生光小学校ではイマージョン教育を実施している関係上、英語での面接も実施されています。


以上が小学校入試の内容です。
東京などでは「難関」といわれる小学校入試があり「お受験」という言葉でそれを突破するために塾を2つ3つかけもちするというのが実体のようです。
競争率が30〜40倍というのではそれもやむを得ないのでしょう。

徳島でも国立の小学校受験は約3倍の競争率です。
ですから、そがわのEDA教室にそのために来られる方も大勢いらっしゃいます。

でも、ご父兄にいつもアドバイスする言葉があります。
「小学校受験はゴールではありません」「今からがスタートです」
(→こちらのコラムもご覧下さい)
でもスタートする時(つまり小学校1年の時)聞く力、理解力、記憶力などの基礎能力を伸ばしておきましょう。何しろ、これらの能力が伸びるのは幼児期なのですから、
そしてその能力開発がEDA教育であり、そしてそれらが受験に対する力となるのです。