祖川幼児教育センター

日本の学力低下って本当?

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学力低下って本当?
2005.2.17更新

右の記事をご覧になりましたか?
平成16年12月8日付けの日経新聞の記事です。

徳島新聞や朝日新聞にも同様の記事が載っていましたが、日経が取り上げるくらいですから重大なことなのでしょう。

OECDの調査ですから確かなものでしょうし、文部省も「トップ水準とは言えない状況」と認めています。

これは本当?

私だけでなく多くの読者がこう思ったのではないでしょうか。
読解力で韓国は2位に上がり、日本は14位に低下。
何か少しさみしい気がしてしまいます。

そして「これは本当なんだろうなー。文部省が今まで進めてきた
<ゆとり教育><総合学習><教科書3割カット>
これらの方針はやはり基礎学力の低下を招いたんだろうな。」
私同様、多くの読者がそう感じたに違いありません。

でも反面、こうも感じました。
「これって本当?回りの小・中学生を見てもけっこうまじめだし、塾に通っている子も多数いるし、難関大学は相変わらず難しいし、結構出来る子も多いのにな」
そうも思ったのです。
何故だろう、そう思っていた矢先こんな記事が目にとまったのです。

 
日本、学力大幅低下
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それが右の朝日新聞の記事です。
「初めて見たV字」の見出しがついています。
ある中学2年生の数学の得点分布の表です。

そしてこれを見て「学力低下はこういうことだったんだ」、そう確信しました。
つまり、学力がはっきり2極化しているのです。

今までの得点分布は必ず正規分布をしていました。
つまりこういう形です。
グラフ

ところがこの中学の数学得点分布はこういうV字形を描いているのです。
グラフ

つまり、今の教育現場では出来る高校、できない高校の区別、クラスの中でも出来る子、出来ない子の区別が進んでいるのです。

これでは一律の教育を徹底してきた文部省も困るはずです。
現場としては習熟度別授業へ移らざるを得ないはずです。
そして、この出来ない子の集団が日本の学力低下の1つの原因なのでしょう。

実は、これが米国がこういう調査で上位に上がってこない理由なのです。
米国ではもう20年も前からこの2極化が進み、トップ層は私立の名門、公立は犯罪や荒廃化が進んでいるのです。

でも、日本の公立はまだまだ捨てたもんじゃありません。
荒れた中学校の話も聞きますが、まだまだ日本の公立は優秀です。
このまま2極化が進んでいかないように、文部省も10年先、20年先の学力が保証できる施策を打ち出して欲しいものです。

 
朝日新聞記事
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