祖川幼児教育センター

育児にがんばるお母さんへのビタミンコラム

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2004.3.14更新

親って大変ですよね。

でも前回のコラムで‘宝物のためにがんばって’と書きました。
そこで良く質問されます。
「どんな親が理想でしょうか?どんなスタンスでいれば親らしい親になれるんでしょうか?」

そこで、まず子どもにとって親とは何なのかを考えてみます。

1.養育者
それはそうですね。 ちゃんとおっぱいもあげて、ごはんを食べさせて、それにあったかいベッドのお家もいります。
家賃を払うのは親ですし、塾や学校の教育費を出すのも親ですから、お金を出す養育者であることは重要です。

2.愛情を注ぐ人
お金を出しても愛情をもらわないと冷たい人間になってしまいます。
お金よりももっとたくさんもらわなかればならないのがこの愛情でしょう。
子育てでは怒ることも多いですが、怒ることもこの愛情の裏返しのはずですから。

3.教育者
もちろん学校の勉強を教えてくれるのは先生です。
でも日本語の先生は親だったはず。
しつけをしたのもまず親です。
絵本を読んだのもキャンプや海に連れていったのも、宿題をみたのも・・・どうやら教師以上の教育者でもあるようです。

4.お世話する人
食事を作り、片付けるお料理人、お家を掃除し、トイレを洗い、布団を干し、洗濯をするお手伝いさん、車を運転しベビーカーを押す運転手さん。 身の回りの世話を考えてもいろんな役目が親に求められています。

こう考えると親の役目は多そうです。
これを100%こなして理想の親だと考えると・・・
「いや、全部は無理だよ」
・・・思わずこう思ってしまうのではないでしょうか?

ですからちょっと一言。
無理しなくてもいいんです。
自分のやれることをやれる範囲でやっていきましょう。
それが親です。

何故か、理想の親も完璧な親もいないのです。
みんなそれぞれ性格も環境もすべて違うのです。
それぞれのやれることをやるのが親なのです。

それでも疑うのならあなたの両親をみてごらんなさい。
それが親です。
理想の親でしたか?完璧な親ですか?
みんな「まぁまぁ」くらいの親だったはずです。

でも最後に一言、親としてこれだけはして欲しいこと。
それが今回の題です「ふりかえった時にいてくれる、それが親」。

もちろん、養育して下さい、愛情を注いで下さい、教育者にもなってください。

でももっとも大切なのは子どもが困った時、助けがいる時、うしろを振り返って相談する時、話しかける時、そこにいてあげることなのです。
ちゃんと子どもに向き合っていてあげてください。
それが私のお願いです。

いてくれるだけで子は安心なのです。
これがもっとも大切な親の役目です。